映画日和、悩み日和

映画が好きな東京圏のサラリーマンです。映画や私生活に関することを半々くらいで書きたいと思います。ニューヨークを舞台にした映画が好きです。

「ワタシが私を見つけるまで」感想 〜今を楽しく生きようと思う映画!恋人がいないシングルの人こそ見るべき!〜

こんちには。イチローです。

今回紹介するのは最近Netflixで見てみたら想像以上に面白かった作品、「ワタシが私を見つけるまで」です。

 

 

①作品紹介

監督は「あと1センチの恋」を描いたクリスティアン・ディッター監督です。「あと1センチの恋」も個人的に好きな作品です。そのうちレビューを書きたいと思います。主演はダコタジョンソン、その他には「ピッチ・パーフェクト」シリーズでファットエイミーを演じたレベル・ウィルソンなどが出演しています。

 

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ストーリーはニューヨークのマンハッタンを舞台に繰り広げられます。ダコタジョンソン演じる主人公のアリスはいままで恋人を絶やしたことがなく、彼氏に対して「一人の時間がほしい、いままでできなかったことをやりたい」と切り出します。彼氏はもちろん反対しますが、それを押し切ってマンハッタンに住む姉、メグのところに転がり込み、ウォール街の法律事務所で働きはじめます。そこでレベルウィルソン演じる同僚のロビンに出会います。ロビンは思う存分シングルを味わう女性で、初日勤務終了後に早速アリスとロビンは夜のニューヨークをエンジョイしに酒場へ向かいます。そこの酒場の店主のトムは特定の交際相手を設けず、数多くの女性と肉体関係を持つプレイボーイで、アリスとも客としてきていたアリスとも関係を持ちます。その他、トムの酒場の上階の部屋に住むルーシーなどの登場人物をメインに、ニューヨークに住むシングルの男女の物語です。

 

②感想

1.魅力的な登場人物達。ダコタジョンソンかわいい!ロビン面白すぎ!

 この作品の魅力の一つが個性豊かな登場人物達です。まず、ダコタジョンソンのかわいさが際立っています。ワンピース姿、セクシーなドレス姿、冬のコート姿などのキュートなファッションを見ることができます。

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作中ではアリスのキュートなファッションに注目。出典:映画「ワタシがわたしを見つけるまで」

 

アリスの同僚役のロビンは毎晩クラブやパーティーに繰り出す正にパーティーピーポー!ここでは書けないようなキレッキレも下ネタを披露するシーンもあり何度も笑いました。中にはハードな下ネタがあるので異性同士で見るのはあまりオススメできないかもしれません。ロビンは一見遊び人のように見えますが、しっかりと自分というものをわかったうえで自分の生き方を選んでいます。恋人を生活の中心に考えてしまいがちなアリスは対極的な存在とも言えるかもしれません。しかしロビンはいいキャラをしています。ぜひ友達に欲しいくらいです。

 

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 レベルウィルソン演じる自由奔放なロビン(右)。出典:映画「ワタシがわたしを見つけるまで」

 

 

2.独身ライフをどう生きるか考えさせられる

登場人物達はストーリーの開始時点では皆独身です。アリスは彼氏に自分から冷却期間をつくることを提案しましたが、その期間に彼氏に新しい恋人ができてしまい、彼氏への未練に苦しみながら生活しています。アリスの姉のメグは仕事一筋の多忙な生活を送っています。ロビンは毎晩パーティーに参加し、シングルを謳歌しています。ルーシーは婚活サイトで将来のパートナーを一生懸命探す日々です。このようにそれぞれの登場人物達は全く異なる生き方をしており、様々な独身生活の過ごし方を見ることができます。

 

3.踊りだしたくなってくるようなノリノリな音楽!

ニューヨークを舞台にしたラブコメディということもあり、作中では多くのBGMが使われています。誰も踊りだしてしまいそうなノリノリの音楽でサウンドトラックが欲しくなります。

↓作中に出てくる曲の一つです。アリスがニューヨークに引っ越してくるシーンで流れるのですが、そのシーンに映るマンハッタンの高層ビル群に非常にマッチしたBGMです。もうニューヨークに行きたくなってきます。このBGMを聞きながらイエローキャブで聞きながらブルックリンブリッジからマンハッタンのビル群を眺めたいものです。

 

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画像:ブルックリンブリッジとマンハッタンのビル群

 

 

4.季節ごとのニューヨークの風景が楽しめる!ニューヨークのマンハッタンの舞台を中心にストーリーが進むので、もちろん作品の中でマンハッタンのロケーションを楽しむことができます。作品の中で主要なニューヨークのスポットは出てきたと思います。アリスとロビンとメイが3人でレジャーシートを広げガールズトークをしていたセントラルパークや、ロビンがタクシーに乗り込むタイムズスクエア、そしてロックフェラーセンターのクリスマスツリーなどなど。一回でいいからロックフェラーセンターのツリー下でアイススケートをやってみたいものです。

 

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ロックフェラーセンターのクリスアスツリー  出典:https://retrip.jp/articles/2659/

 

 

③全体を通して

少々きつい下ネタが飛び出るシーンもありますが、登場人物同士のやりとりも面白く時間があっという間に過ぎてしまいました。作中で「ブリジットジョーンズの日記」と「セックスアンドザシティ」についてバッサリと言い捨てるシーンがあるのですが、あれは業界的に大丈夫なのでしょうか?(笑)。でも、それこそ「セックスアンドザシティ」を面白いと思う方ならそれこそこの映画もとても気にいると思います!

恋人がいるのもいいけど、シングルの時にどのように過ごすか、自分の魅力に気付くための時間も大切だよね!そんな風に思える映画でした。私もこの記事を書いている時点では独り身なのですが、1人の時間を楽しもう!やりたいことをやろう!そんな風に思いました。恋人がいなくても、愉快な友人達がいれば人生は楽しめるのです。ちなみに予告などを見ると女性向けの印象を受けるかもしれませんが、男性の方もしっかりと楽しめると思います。恋人と別れたばかりで寂しく思っている方、あるいは恋人に依存している方、そんな方にこそ是非見ていただきたいと思いました。