「はじまりのうた」感想 ~ニューヨークを満喫できる、いつまでも見ていたい作品~
こんにちは。
はじめての映画感想記事を高速バスの中から書いてます。
高速バスの中で時間を持て余していたので、私が大好きな映画の1つである「はじまりのうた」を鑑賞していました。早速感想を書いていきたいと思います!
①作品紹介
今回紹介するのはジョンカーニー監督の「はじまりのうた」です!「パイレーツオブカリビアン」のエリザベス役でおなじみのキーラ・ナイトレイや「アベンジャーズ」「グランドイリュージョン」などに出演しているマーク・ラファロが主演です。改めて出演者を見るとだいぶゴージャスですね!しかしこの作品、アメリカで最初に公開された時はたった5館だけでの公開だぅたらしいです。そこから口コミで上映する映画館がどんどん増えていったとのことで、この映画の面白さがわかりますね!
ストーリーの舞台はニューヨークです。主人公の一人がマーク・ラファロ演じる音楽プロデューサーのダン。かつては大物アーティストを発掘し凄腕プロデューサーとして名を馳せますが、最近は家族とも別居したうえ、ここ数年仕事での実績もなく映画の序盤で会社を首になってしままします。地下鉄で自殺を考えるほど失意のどん底に落ちますが、ふとはいった酒場で偶然ギターを弾いていたキーラナイトレイが演じるグレタに出会います。グレタは絶賛売り出し中の作曲家である恋人についてくる形でニューヨークに移住してきましたが、恋人に裏切られダンと同じく自殺を考えるほどの失意のどん底でした。恋人に裏切られ、地下鉄で自殺を考えていた気持ちを歌として披露していたグレタの歌にダンが非常に感銘を受け、アルバムを作ろうともちかけるところから物語が動き始めます。
➁見どころ、感想
1.シーンにマッチした絶妙な音楽
音楽を通した人の出会いを描いているだけあってこの映画の中ではオリジナル曲がいくつも流れます。この音楽がどれも映画のシーンにマッチしていてとてもいい雰囲気を作り出しています。好きすぎて私はサウンドトラックを購入してしまったほどです。
特に気に入ったのがこちらの「lost stars」。しょっちゅう聞いています。
2.おしゃれなニューヨークの街並み!行ってみたいと思わせるロケーションでの撮影がいっぱい!
映画の中で登場人物たちはバンドを組んでアルバムを作るんですが、なんとそのアルバムをマンハッタンの街中で収録していきます!ニューヨークの地下鉄、エンパイアステートビル、セントラルパークなどニューヨークの要所で収録をするシーンがあるので、ニューヨークの街中の風景を作品の中で楽しむことができます。ニューヨークの街、雰囲気が大好きな私はもうとても楽しむことができました。
マンハッタンの夜景。出典:映画「はじまりのうた」
3.全体を通して
ほかにも見どころはたくさんあります。グレタとダンの一緒に音楽を聴いて夜のマンハッタンを歩きながら心を通わせるシーン、メンバーがとても他の楽しそうに演奏するバンドのシーン、いいやつオーラがあふれ出るグレタの友達スティーブなどなどいくらでもあげられます。音楽、風景、登場人物すべてが魅力的でいつまでも見ていたくなるような、とても素敵な作品です。仕事やプライベートでうまくいかないことがあり元気を出したいとき、夜にしっぽりとした雰囲気に浸りたいとき、ニューヨークを満喫したいとき、恋人と映画を見ていい雰囲気を作りたいとき、そんなときに見るのがおすすめです。
同じ音楽を聞きながら夜のNYを歩くダンとグレタ。出典:映画「はじまりのうた」
スティーブ(左)とグレタ。出典:映画「はじまりのうた」
③余談
はじめて映画の感想をこうやってまとめましたがなかなか自分の感想をまとめるって大変ですね。今回の感想も量としては全然短いですが、ここまでまとめるのにもだいぶ時間がかかってしまいました。精進します。それにしても「はじまりのうた」、本当に素晴らしい作品ですね。なんやかんや5回目くらいの鑑賞でした。